源氏物語屏風

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源氏物語屏風

解題

■2023年度展観「〈紫式部〉の物語」45/48
 絵師は不明。12枚の絵は、残念ながら落?が散見されるものの、すやり霞に金銀箔を散らし、画面一杯に上質の絵具を用いて描いている。本?風は改装されたもので、各絵の寸法が縦55cm、横22cmと大型なことから、もとは高さ70cmほどの?風(6曲1双)に貼られていた可能性がある。
 画は、第1扇・上が花散里はなちさと巻か、下が浮舟うきふね巻、第2扇・上が須磨すま巻、下が空蝉うつせみ巻、第3扇・上が桐壺きりつぼ巻、下が蓬生よもぎう巻、第4扇・上が篝火かがりび巻、下が薄雲うすぐも巻、第5扇・上が澪標みおつくし巻か、下が明石あかし巻、第6扇・上が若紫わかむらさき巻、下があおい巻か。場面を特定する上での指標が欠ける絵もあり、巻の特定にはなお議論の余地があるものの、おおよそ「源氏絵」として有名かつ典型的な絵柄である。

 
項目内容
請求記号021-609-1
ヨミゲンジ モノガタリ ビョウブ
Genji monogatari byōbu
資料別名
著者名
著者別名
出版者
サイズ170.0×375.5(cm)
数量単位1(隻)
刊年[江戸中期]
コレクション
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21372901
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/230727/1/manifest.json
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備考
カット数13
画像種別