[詩歌書留]

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[詩歌書留]

解題

2024年度展観「中世本願寺の文学」
 『詞字注』は、室町時代後期の連歌師であり、古典学者である宗祇そうぎが、平安時代初期から鎌倉時代初期までの8つの勅撰和歌集である『八代集』から322首を抜き出して加注したものである。抜き出した歌は、春・夏・秋・冬・恋・雑に部類されている。本書は、「宝暦十二年壬午年祖師手向ほうれきじゅうにねんじんごのとしそしたむけ」「京極黄門手向きょうごくこうもんたむけ」「頓阿手向とんあたむけ」など合計11点を合綴した書物『詩歌書留』の中に綴じられている。『詩歌書留』は、本願寺歴代宗主の旧蔵書である写字台文庫の書物であり、本願寺宗主の歌の造詣を知ることができる資料である。

 
項目内容
請求記号911.206-42-W-1
ヨミシイカ カキトメ
Shiika kakitome
資料別名
著者名
著者別名
出版者
サイズ27.8×21.0(cm)
数量単位1(冊)
刊年[江戸時代]
コレクション写字台文庫
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21182951
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/240804/1/manifest.json
関連リンク
備考●写本
●所収内容: 「祖師手向」「定家卿手向」「頓阿手向」「半隠斎月次兼題」「芳春堂月次兼題」「雑部」「詞字注 / 宗祇[著]」「[禁裏御会哥書] / [三条西]実隆, 冷泉政為, [飛鳥井]雅俊[等詠]」「[和漢聯句] / [一条]兼輝, [清水谷]実業, 道恕[等詠]」「[俳句] / 豊長, 長時[等詠]」「[詠草]」「大夫入道九十賀記 / [源家長記]」
カット数161
画像種別