あたか

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あたか

解題

2025年度展観「日本の美・日本の芸能」
 本資料は、江戸時代初期の寛永年間に刊行された観世流かんぜりゅう謡本うたいぼんの一つである。「安宅」は、能の演目の一つで、「四番目物」に分類される。作者については未詳であるが、室町戦国時代の能役者・観世かんぜ信光のぶみつ(1435~1516)とする説もある。内容は、都落ちして奥州を目指す源義経みなもとのよしつねとその家来の一行を、関守の富樫とがし弁慶べんけいの忠義に心打たれて関越えを許すという、有名な話である。後年、歌舞伎の「勧進帳かんじんちょう」に発展した。

 
項目内容
請求記号024.3-756-W-1
ヨミアタカ
Ataka
資料別名
著者名
著者別名
出版者
サイズ20.6×14.7(cm)
数量単位1(冊)
刊年寛永6(1629)
コレクション禿氏文庫
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32000188
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/250804/1/manifest.json
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備考
カット数27
画像種別