東江先生書唐詩選

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東江先生書唐詩選

解題

2025年度展観「日本の美・日本の芸能」
 本書は、沢田さわだ東江とうこう(1732~1796)が書写した『唐詩選』を刊行した版本である。東江は、江戸時代中期に活躍した儒学者・書家で、当初は明の文徴明ぶんちょうめいの書を規範とした北島きたじま雪山せつざんらの書風に従っていたが、中年以降は文徴明を遡って魏晋の書法を学ぶことを唱導し、特に王羲之おうぎしの書法に基づいた。この書もその作例の一つである。

 
項目内容
請求記号728-97-W-3
ヨミトウコウ センセイ ショ トウシセン
Tōkō sensei sho tōshisen
資料別名
著者名[沢田]東江書
著者別名
出版者(江戸)嵩山房小林新兵衛
サイズ27.9×18.0(cm)
数量単位3(冊)
刊年天明4(1784)
コレクション写字台文庫
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21195730
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/250808/1/manifest.json
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備考
カット数147
画像種別