蟻通

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蟻通

解題

2025年度展観「日本の美・日本の芸能」
 「蟻通」は、能の演目の一つである。室町時代初期の能役者・能作者として知られる世阿弥ぜあみ(1363~1443)の作による。内容は、紀貫之きのつらゆきが和歌の神である住吉・玉津島たまつしまへ参詣した折、道中にわかに日が暮れ、大雨が降り、乗った馬までも地に臥してしまい途方に暮れた。そこへ老人の宮守が現れ、この地は蟻通の明神の神域であると、闇を照らして社壇のありかを教え、和歌を献じるように勧めた。貫之が献詠すると、やがて馬も起き上がって歩みだしたという話である

 
項目内容
請求記号024.3-755-W-1
ヨミアリドオシ
Aridōshi
資料別名その他:玉津島
著者名
著者別名
出版者
サイズ22.6×16.8(cm)
数量単位1(冊)
刊年寛永6(1629)
コレクション
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32000186
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/250823/1/manifest.json
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備考●その他資料別名は龍谷大学目録カードによる
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