うら島太郎物語

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うら島太郎物語

解題

2020年度展観「禿氏祐祥~知の先人~」
 本書は大型本で、近世中期頃の胡蝶装である。
 外題は表紙左上の朱地に霞を引き、金泥で秋草を描いた題簽に「うらしま」とある。内題は「うら嶋太郎物語」とある。絵はない。
 内容は、主人公が「浦嶋太郎」であること、釣った亀を逃がしてやること、海上を漂う女房と出会い、「竜宮城」で夫婦となること、女房が自分が助けられた亀だと告白すること、浦嶋太郎が故郷に帰ると七百年経っていたこと、最後は鶴となって、丹後の水江庄の大明神となったことなど、御伽草子の本文に近似している。

 
項目内容
請求記号024.3-268-1
ヨミ
資料別名題簽:うらしま
著者名
著者別名
出版者
サイズ24.9×18.2(cm)
数量単位1(冊)
刊年[江戸中期]
コレクション禿氏文庫
OPAC
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/990008/1/manifest.json
関連リンク
備考●写本
カット数22
画像種別カラー