解体新書

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解体新書

解題

2021年度展観「病と生きる」
 『解体新書』は、わが国最初の西洋解剖書の翻訳本である。原典は、ドイツ人ヨハン・アダム・クルムスの『解剖図譜』の蘭訳『ターヘル・アナトミア』であり、本文4巻・附図1巻から成る。内容は、原典の本文だけを訳し、本文の数倍に及ぶ脚注には触れず、28編に細分される。
 本書の翻訳・刊行は、一時代を画する偉業として医学史上高く評価され、以後、日本の名医家たちが次々と本書に学び、医学の発達に偉大なる貢献をした貴重な資料である。

 
項目内容
請求記号690.9-356-W-5
ヨミかいたいしんしょ
資料別名
著者名與般亞單闕兒武思[著], 杉田玄白譯, 中川淳庵[等]校, 桂川甫周閲
著者別名ヨハン・アダム・クルムス
出版者[江戸]須原屋市兵衞
サイズ
数量単位5(冊)
刊年安永3(1774)
コレクション写字台文庫
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21233320
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/990012/1/manifest.json
関連リンク
備考●挿図あり
カット数149
画像種別カラー