紫式部家集

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紫式部家集

解題

■2023年度展観「〈紫式部〉の物語」3/48
 紫式部晩年の自撰と見られる私家集。贈答歌を中心に、少女時代から晩年までの詠歌をほぼ時系列に沿って配列。歌数は128首と多くなく、特に四季や恋の歌が少ない。一方で、「可能性に充ちた青春時代を記録する点で、同時代の女流には類を見ない」(清水好子)とも評される本書は、紫式部その人を知りうる資料が乏しい中にあって、きわめて貴重である。本資料の奥書には、「本云/此一冊定家卿以自筆本書写之畢」とある。
 展示箇所(12カット目)に見える44番歌「なき人にかことをかけてわつらふもをのかこゝろのおにゝやはあらぬ」は、紫式部の「もののけ」観や『源氏物語』に描かれる「もののけ」事件(11参照)を考える上でも注目されてきた。

 
項目内容
請求記号024.7-4-W-1
ヨミムラサキシキブ カシュウ
Murasakishikibu kashū
資料別名その他:紫式部集
著者名[紫式部詠]
著者別名
出版者
サイズ26.0×19.2(cm)
数量単位1(冊)
刊年[江戸中期]
コレクション
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21520761
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/230703/1/manifest.json
関連リンク
備考●写本
●奥書に「本云/此一冊定家卿以自筆本書冩之畢」とあり
●表紙に「平貞真藏本」とあり
●巻頭に「椎乃屋」, 奥書に「小川氏圖書記」の朱印あり
カット数31
画像種別