[百人一首御手かゝみ]
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解題
■2023年度展観「〈紫式部〉の物語」4/48
折本装に挿絵を貼る手鑑様式で金銀泥彩色画を100図収めた、「百人一首」の歌仙絵(すぐれた歌人の肖像に詠歌等を添えたやまと絵)。添付の古筆了音(1674~1725)の極書「百人一首御筆者」(宝永元年〔1704〕)は、和歌は34名の能筆家によるもので、なかでも紫式部、大弐三位 (紫式部の娘)、伊勢大輔の和歌は「藤谷殿為信朝臣」(1676~1740、冷泉家支流の藤谷家第四代当主)の手とする。
展示箇所(32カット目)は紫式部の歌仙絵。57番歌「めくりあひてみしやそれともわかぬまに雲かくれにし夜半の月哉」は『紫式部集(紫式部家集)』(3参照)の冒頭歌で、『新古今和歌集』にも入集。詞書によれば、久しぶりに再会した幼なじみとの別れを惜んで詠んだ歌である。
項目 | 内容 |
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請求記号 | 021-621-2 |
ヨミ | ヒャクニン イッシュ オン テカガミ Hyakunin isshu on tekagami |
資料別名 | 百人一首御手鑑 |
著者名 | |
著者別名 | |
出版者 | |
サイズ | 本体:34.0×23.4(cm) 極書:17.0×18.7(cm) |
数量単位 | 1(冊) |
刊年 | [江戸中期] |
コレクション | |
OPAC | https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32042032 |
IIIF Manifest | https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/230704/1/manifest.json |
関連リンク | |
備考 | ●写本 ●金銀泥彩色画100図, 手鑑様式 ●古筆了音の極書を付す |
カット数 | 71 |
画像種別 |