源氏物語

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源氏物語

解題

■2023年度展観「〈紫式部〉の物語」12/48
 慶安3年本(11参照)を模写して作成された挿絵入り『源氏物語』板本。本文に誤字が多く、また慶安本にあったふりがなは省略されている。挿絵は慶安本の図を敷き写しにしつつ、横本に合わせて上下を機械的に省くとともに、左右に粗雑な絵を書き足している。慶安本のいわゆる“海賊版”と見られる。なお、本資料は「源氏系図」と「山路やまじつゆ」の2巻1冊を欠く。
 展示箇所(第22冊74カット目)は、御法みのり巻で紫の上が主催した法華経千部供養における「たきぎ行道ぎょうどう」(「法華経を我がしことはたきぎこり菜摘なつみ水汲みつかへてぞ得し」という和歌を唱えながら、薪を負い水桶を持った者が行道する儀式)の場面。仏教は、『源氏物語』の世界を織りなす重要な糸である。

 
項目内容
請求記号021-608-29
ヨミゲンジ モノガタリ
Genji monogatari
資料別名
著者名紫式部著
著者別名
出版者[京都]林和泉掾
サイズ14.7×21.1(cm)
数量単位29(冊)
刊年万治3(1660)
コレクション
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21371014
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/230711/1/manifest.json
関連リンク
備考●29冊目巻末に「龍集万治三年庚子除念一日 林和泉掾板行」とあり
●挿図あり
●朱墨の書入れあり
●所収内容: 1冊目「引哥」, 2-4冊目「源氏目案 」, 5冊目「きりつぼ, ははきぎ」, 6冊目「うつせみ, ゆふかほ」, 7冊目 [若紫, 末摘花], 8冊目 [紅葉賀, 花宴, 葵], 9冊目「さかき, 花散さと, すま」, 10冊目 [赤石, 澪漂], 11冊目 [蓬生, 関屋], 12冊目 [絵合, 松風, 薄雲], 13冊目「朝かお, をとめ」, 14冊目「玉かつら, はつね, こてふ」, 15冊目 [蛍, 常夏], 16冊目 [篝火, 野分, 行幸], 17冊目 [蘭, 槙柱], 18冊目 [梅枝, 藤裏葉], 19冊目 [若菜 上], 20冊目 [若菜 下], 21冊目 [柏木, 横笛, 鈴虫], 22冊目 [夕霧, 御法, 幻, 雲かくれ], 23冊目 [匂宮, 紅梅, 竹川], 24冊目「はし姫, しゐもと」, 25冊目「あけまき, さわらひ」, 26冊目 [寄木], 27冊目 [東屋], 28冊目 [浮舟, 蜻蛉], 29冊目「てならひ, 夢うき橋」
カット数2205
画像種別