源氏物語目録歌

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源氏物語目録歌

解題

■2023年度展観「〈紫式部〉の物語」34/48
 「源氏物語目録歌げんじものがたりもくろくか」とは『源氏物語』の巻名を題にした(詠み込んだ)和歌(歌集)の意。「源氏物語巻名和歌げんじものがたりかんめいわか」などとも。甘露寺親長かんろじちかなが(1424~1500)は応仁の乱で一度は失った『源氏物語』全巻を改めて書写し終えたことを祝い、文明18年(1486)に「源氏供養」(35参照)を催した。本資料は、その際の詠歌記録である。参集した飛鳥井雅親あすかいまさちか (栄雅えいが)や西園寺実遠さいおんじさねとお中院通秀なかのいんみちひで冷泉為広れいぜいためひろ三条西さんじょうにし実隆さねたから12名の歌人のほか、後土御門ごつちみかど院や勝仁かつひと親王(後柏原ごかしわばら天皇)の歌も加えられている。伊井春樹氏によると、本資料が唯一の伝本。『源氏物語』54巻のうち、松風まつかぜ巻の歌を欠き、雲隠くもがくれ巻(巻名のみで本文なし)の歌を加えた54首からなる。
 展示箇所(6カット目)には、「すま」(須磨すま巻)を詠んだ親長の歌が見える。

 
項目内容
請求記号913.36-43-W-1
ヨミゲンジ モノガタリ モクロクカ
Genji monogatari mokurokuka
資料別名
著者名[後土御門院], 飛鳥井栄雅, 中院通秀[等]詠
著者別名
出版者
サイズ28.8×22.1(cm)
数量単位1(冊)
刊年
コレクション写字台文庫
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21176818
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/230720/1/manifest.json
関連リンク
備考●写本
カット数16
画像種別