湖月抄(部分)
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解題
■2023年度展観「〈紫式部〉の物語」38/48
『首書源氏物語』(23参照)と同じく、頭注と本文からなる『源氏物語』注釈書で、近代まで最も広く長く流布したテキストでもある。本文の底本は慶安3年本『絵入源氏物語』(11参照)と見られる。従来の諸注を取捨選択して集成し、古注釈(江戸時代までの注釈)史上の劃期をなす。書名は「石山寺起筆伝説」(36参照)に基づく。著者の北村季吟(1624~1705)は俳人・歌人・国学者。『伊勢物語拾穂抄』『徒然草文段抄』『枕草子春曙抄』『八代集抄』など著書多数。
展示箇所は、「発端」の「此物語之発起」。『源氏物語』の成立事情の諸説を掲載する(「明星(または明)」は三条西公条 (16参照)の注釈書『明星抄』の略号)。
項目 | 内容 |
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請求記号 | 913.364-59-W-60 |
ヨミ | コゲツショウ Kogetsushō |
資料別名 | |
著者名 | 北村季吟[著] |
著者別名 | |
出版者 | (京都)風月荘左衛門 |
サイズ | 26.8×19.0(cm) |
数量単位 | 59(冊) |
刊年 | 延宝1(1673)[跋] |
コレクション | |
OPAC | https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21476009 |
IIIF Manifest | https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/230722/1/manifest.json |
関連リンク | |
備考 | ●5巻「若紫」を欠く |
カット数 | 2 |
画像種別 |